働く女性に♪
今回は、オフィスワークが中心で、むくみを起こしやすく、
運動不足になりがちな人のために、デスクでできるエクササイズを紹介します。
席を立ったときに、すかさず血流促進♪
ふくらはぎの筋肉は、血液を心臓へ押し戻すためのポンプの役割を担っています。
座り続けていると筋肉が固まったまま動かないので、
老廃物が溜まりやすく、むくみの原因になります。
席を立ったら、ゆっくりとかかとの上げ下げ(つま先立ち)を
15~20回ほど繰り返しましょう。
このとき、親指の付け根に体重を乗せることがポイントです。
バランスが取りづらい人は、壁やイスを持って安定した状態で行いましょう。
ヒールをよく履く人は、ふくらはぎのストレッチも忘れずに行ってください。
お腹の力が、ついつい抜けてしまう場合には♪
長時間のデスクワークだと、段々と背中が丸くなり、
お尻が前に滑って悪い姿勢になりがちです。
悪い姿勢は疲れが溜まりやすいだけでなく、
背中や腰のコリや違和感の原因になります。
そんなときは、まず座骨(お尻の骨)で座り直します。
少し背筋を伸ばしたら両手をウエストに当て、
胸を広げるように息を吸います。
そこから10~15秒間かけて、ゆっくりと息を吐いていきましょう。
姿勢は変えず、ウエストが細くなるように意識してください.
座りながら、下腹部を鍛えるには♪
お腹周りが気になる人は、腹筋にチャレンジしてみましょう。
イスに座った状態で姿勢を正し、両脚を空中に浮かしてキープしましょう。
初めは20秒を目標に、慣れてきたら徐々に長くして60秒を目指してみてください。
内ももを一緒に鍛えたい場合はひざの間にタオルを挟み、緩まないようにしてみましょう。
パソコン業務で固まった背中に♪
背中、肩甲骨周りが固まってくると、
肩こりや首こり背中のダルさにつながります。
また、呼吸が浅くなることで体が緊張し、疲れやすくなります。
こまめに背中を動かすことで、集中力も増し仕事の効率も上がります。
背筋を伸ばして座ったら、両手のひじから手首までを顔の前でくっつけます。
そこから両手を外に開き、肩甲骨を寄せたら、元に戻します。
肩とひじが同じ高さになるように気を付けながら、20回ほど繰り返しましょう。
私たちの体は適度に動かした方が、筋肉が動き、血流が良くなり、
体温も上がり、調子も保ちやすいと言われています。
ぜひ合間にエクササイズを取り入れてみてください